ねこでじ(Nekodigi)

Nekodigi’s diary

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【トビタテ留学日記】#3 留学前の不安・やりたいことをまとめてみた! | 留学準備編

今回の留学について

2021年3月に、トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム高校生コース「未来テクノロジー人材枠」7期生の面接をオンラインで受け、合格しました。
英語学習や海外での生活体験、異文化交流など、将来海外で生活していくために必要な経験を積むための留学です。
それに加えて、マレーシアのマラ工科大学の研究室を拠点に活動し、得意分野のプログラミングに関する専門知識を学びます。

留学前の不安・やりたいこと

正直に言うと不安80%、わくわく20%ですね😓
海外に行くのが初めてというだけでも不安なのに、コロナ、留学先とのやり取りがうまくいかないなど不安要素が盛りだくさんですから...
今回は、留学前の不安がどれだけ現実になるのか、それともただの思い込みなのか検証するために、不安なことを書き出して実際と比較してみたいと思います。また、すでに対策しているものは対策法を書いておきます。
また、せっかくの海外留学で普段できない体験をたくさんするためにやりたいことも書き出していこうと思います。

不安

不安になることは多いですが、書き出してみると、きちんと準備すれば問題ないものがほとんどです。
不安を感じる前に先に行動した方がいいと思いました。

何をしたらいいのか分からない

そもそも海外に行くのが初めてだと、日本と海外のどんなところが違うか全く分からないので、何を準備したらいいのかも全くわからないです。
特にコロナ対応についてはかなり複雑で、MySOSやマレーシアの対策アプリも入れる必要がありました。ガイドを見ながら入れるのがやっとでした。細かい過ぎて、俺じゃなきゃ見逃しちゃうねって思いました(笑)皆さん、よくここまでいろいろな準備をやっているなと思いました。

対処法

こういう分からない場面は海外旅行経験のある人に直接聞くのがいいと思いました。ネットで調べるのもいいですが、国際交流室の先生・旅行代理店にも相談すると見逃しがちな情報も分かってよかったです。
人によって違うやり方を紹介されるので、何人かに聞いて自分で決断しました。

順調に進んでいるのか分からない

相手からの返事が返ってこないときなど、単純に時間がかかっているのか、完全に忘れられているのか分からないのはかなり不安要因です。通常でも、人によっては1週間ぐらい返事にかかる場合があります。自分も初めは2週間ぐらいあれば十分だと思っていましたが、各方面に連絡を取るだけで余裕で1か月つぶれてしまいました。

対処法

積極的に連絡を取るのが大切です。自分はEmail送るときとか電話するときすごい不安になります😭。でも、必要な書類が揃わない・手続きが進まないともっと大変なことになるので、たとえ失敗したとしても直せばよいので連絡を取るのが良いとしみじみ感じました。
どうしても連絡が来ないときは、電話をするのもよかったです。電話に出られなくても通話履歴で気が付いてもらえる所が良かったです。

準備がとても多い

海外旅行が初めてで特に初めの時は、作業量を少なく見積もりがちです。また、かなりの時間がかかります。チケットの予約連絡などに時間がかかるのはもちろんのことですが、飛行機や滞在先の都合で計画には何度も修正が必要なので、2か月前から準備しても足りないぐらいでした。

対処法

抜け目なく準備するためにもやることを書き出すのがいいと感じました。
滞在先の都合もありますが、早めに手配を進めておくのが安心できて、しかも安いと感じました。

帰国できない、無事に飛び立てない不安

飛行機が無事に運航するのか、ちゃんと乗れるのか、そのそも寮は予約できているのか、不確実なことがものすごく多いです。特に1週間前になっても寮がきちんと取れているか、確証がないのが不安です。

予想

トビタテ生のなかには、所持金を全部騙されて失くして路上パフォーマンスで稼ぐ・ホームステイ先でトラブルが起きて滞在先を変更など、ピンチに直面しても最終的にはなんとかなっているので、必要な対策をすれば大丈夫だと思います。

留学しても日本にいるときと同じ生活をしてしまう

自分は、遊びも仕事も基本パソコンを使うので現地に行っても、同じ生活になるのではないかという不安があります。最近は、グローバル化?で全世界で同じような生活ができるようになってきているので少し心配ではあります。

予想

やりたいことリストを作っておけば大丈夫かと思っています。場所だけでなく、人・文化・環境も違うのでさすがに新しい発見があると思います。

トビタテ計画書に書いたことは本当に実現できるのか

これは、正直かなり心配な部分です。もちろん、計画書には自分の得意分野を生かした普段やっていることの延長線上にある活動を計画しました。しかし、行動力・努力がなければ達成できないものも含まれていて、今の自分で大丈夫かという不安はあります。

予想

とりあえず、自分自身で完結する活動は十分にできると思います。しかし、人を巻き込んで何かをするというのは非常に苦手なので、これは満足にできない可能性もあると感じています。トビタテの要である、アンバサダー活動・エバンジェリスト活動は周囲の人の助けを借りながら成功させたいです。

言語は通じるのか

英語が話せれば一応会話はできると思いますが、マレーシアでは中国語やマレー語など様々な言語が使われるので通じるのか不安ではあります。自分は英語しかしゃべれないです。

予想

全く現地の言葉がしゃべれない状態で留学している人もいるので大丈夫だと思います。最初は落ち込むこともあると思いますが、時間が経つとなれるのではと思っています。

コロナ・犯罪

コロナにかかるのは普通にあり得ます。実際に、前に留学した先輩がコロナにかかって、留学期間中ほとんど何もできないということがありました。
また、留学先で現金やカードが盗まれるということがあると本当に大変なことになりそうな気がします。

予想

隔離期間中もパソコンは使えるので、資料作ったり、プログラムを書いたりすればなんとかなりそうです。先輩は現金やカードが盗まれることはありませんでしたが、現金やカードは分散して保管しておきたいです。

期間が長すぎて暇になるのでは

普段、かなり良いパソコン環境を整えているので、向こうに行くとできないことが多くて帰って暇になったりストレスがたまったりするのではということを言われることもありました。

予想

暇になったら新しいアイデアが思いつくのでそれもありかなと思いました。

やりたいこと

ものづくり

日本でもできるとえば確かにそうですが、私は普段お金を持っていないですし、時間があるときに工作機器がない場面が多いので、現地のFablabなどの施設に行ってみたいなと思っています。クアラルンプールにもあるみたいです。
自分の時間があるときに電車でFablabに行って、高性能な加工機器を使ってみたいです。
www.fablabs.io

レーザーカッターの夢

3Dプリンターは持っていて家にあるのですが、時間がかかりすぎる・ひんぱんに故障するため使っていません。レーザーカッターは素早く加工できて仕上がりがきれいなので気に入っているのですが、高性能なものは数十万以上して、自作する場合もレーザーの危険があるので最近は全く使えていません。
レーザーカッターを気軽に使える場所があるといいなと思っています。

ものづくりコミュニティ

私の学校にもロボコン部はありますが、個人で思いついたものをすぐに試せる場があるといいなと思っています。学校の部活・研究室や地域コミュニティでそういったものがないかと思っています。
普段私が行っているCoder Dojoは世界規模で活動しているのですが、マレーシアの道場は数少なく、メールのみでの受付の所も多いので参加できるといいなと思っています。
zen.coderdojo.com

展示会

東京などの大都市では、ものづくりフェアが開かれることがあるので、あったら是非行ってみたいです。*** 学会
以前の学生が配属先のルソップ先生と学会に行ったそうなので、今回も行ってみたいと思っています。初めてなので雰囲気が全く分かりませんが、プログラミング系の楽しい学会に行けたらいいなと思っています。

記憶に残る体験をたくさんしたい

いつ何をするか、どこに行くかなど、自分で主体的に決めることが圧倒的に増えると思うので、思い付きでどんどん試していきたいです。
せっかくなので普段はあまりやらないようなインパクトのある体験をしてみたいですね。スカイダイビングは保険が下りないのでできないですけど()
あと、普段お小遣い制ではないので、限られた予算を有効に使えるようにしたいです。

現地の食事

以前留学した学生によると、マレーシアの料理は辛いけどおいしいらしいです。20個ぐらいは現地のあたらしい食事にチャレンジしてみたいですね。

南国フルーツ

個人的にドラゴンフルーツがすごく好きなのですが、日本ではほぼ売っていないので食べまくりたいです。
あと、みんながおすすめしているドリアンも楽しみです。

現地の観光名所

すこしマニアックな話になりますが、ちょうど留学のタイミングで、私がドハマりしている原神の大型アップデートで熱帯地域のイスラム圏の国が追加されるので、ゲームの世界と、実際のイスラム文化を対比させながらいろんな観光名所を回ってみたいなと思ったりしています。
また、それ以外にも中国系の人や様々な文化が混ざっているので、いろいろな文化を体験できるのではと期待しています。

科学館

自分は、日本でもかなり科学館に行っていて地元の科学館はもちろん、東京の国立科学博物館日本科学未来館など東京の科学館にも結構行っています。
なので、現地の科学館に行って日本との違いを知りたいです。英語でも書いてあると思うのでそこも楽しみです。

海外で快適に暮らせるのか検証

Youtuberの中田敦彦さんや、GAKUTさんなど、マレーシアやシンガポールに移住する人が最近増えています。今回の留学を通して、海外でもどのぐらい快適に暮らすことが出来るのか、自分なりに検証してみたいと思います。
コワーキングスペースや住宅を見たり、物価や家賃を確かめたりして、日本と比較してみたいです。また、英語がどのぐらい通じるのか・文化の違いもまだ分かっていないので、実際に行って確かめたいです。

夏休みっぽいことをしたい

留学関係ないやろ!と思うかもしれませんが、留学から帰ってきたら夏休みが終わっているので、現地でも夏休みを満喫したいです(笑)Youtubeとかで海外のやばいやつが出てくることがあるので、そういうジェットコースター行ったり、プール行ったりしてみたいです。

見たもの作ってみるチャレンジ

以前は、本や科学館で見た面白そうなものをプログラミングなどで自分で作っていたのですが、最近は作れていないので、これを機にもう一度やってみようと思います。

トビタテ計画書に関わるプロジェクト

反省と見直し

私は、トビタテの計画書に「人工知能を使ったロボット制御について学ぶ」と書きました。これは、「コンピューターを日常の様々な場面で活用していく」という考えに基づいていて、その点が具体化しようとしたあまり、表現できていなかったかもしれません。
ロボット制御としたのはTeamLabさんのリアルな体験を作りたいと思ったからなのですが、うまく伝えきれていない感じがします。人工知能を取り上げたのは、コンピューターでは扱いにくい多様な情報を扱えるようになるからなのですが、こちらもかなりハードルを上げてしまったと感じています。
今となって考えると、気軽に様々な場面で活躍させるにはスマホでも良いですし、人工知能も現時点ではうまく使いこなせていません。この点については、やりたいことをはっきり見いだせなかったと反省しています。

やりたいこと

コンピューターを使ったリアルな体験を作るために、レーザーカッターを使ってデジタルのデータを実物に落とし込んでみたいと思っています。現時点ではイラストレーターで作ったものだけですが、Processingでもデータを作れたらと思っています。
また、現地で人工知能を使うプログラムを作成したいと思います。計画書に強化学習と書いたのはもっとも苦手で挑戦的だったからなのですが、こちらも具体化しようとしすぎた失敗点です。人見知りなのに、計画書で研究所を訪問と連呼してしまったのが非常に悔やまれますが、配属先のルソップ研究室の学生に紹介してもらえるとスムーズにいくかもしれません。
ロボット制御についてですが、以前の学生はArduinoなどを動かしていたみたいです。どの程度の設備が使えるのか完全に未知数ですが、良い作品が作れるといいなと願っています。
実用性・挑戦を意識しすぎて、得意分野から離れた計画になっていましたが、留学中は強みを十分に生かして、なるべくたくさんのことを楽しみながら行うことを重要視したいです。

活動報告について

最低でも週1、できれば毎日活動内容をブログやYoutubeで紹介していきたいです。やる気と体力が持つか相当不安ではありますが。
留学が終わって時間ができたら、今回の不安ややりたいことがどれだけ本当になったか確かめる記事を書こうと思います。
今回の留学が成功するといいなと願っています!